オークの吊り式・スライドドア（ガラス）

大阪市平野区　中古一戸建て　リフォーム　K様邸

一戸建てのリノベーション、室内ドアを製作しました。
お部屋のインテリア、雰囲気に合わせてドアをフルチェンジ！
スペースに合わせ、数パーターン製作しましたので、ご案内していきます！

まずはメインとなるリビングのドア
階段からリビングを仕切るドアです。家の中で一番開閉の頻度が高いドアです

リフォーム前はメラミンのブラウンカラー光沢シートが張られた合板のドアでした。

リノベーションでは大工さんがまずその光沢のブラウンを建具をすべて撤去。
枠という枠、巾木、見切りブラウンをすべて撤去！

今回のドアは天井から金物で吊り下げるタイプで、「吊り戸」と」いいます。
吊り戸は床にレールがないので、フローリングにレールの金具はありません

床の張替えがあるリフォームの場合にはオススメの方法です！

床・枠を全部はがした写真、この後階段の手すりも取りました。

今回すべてのドアの枠（三方枠）はすべてスギ材を使用しました。
階段の小窓の枠もスギ材です
3方枠に木を使うのはとてもおすすめです！
中古住宅でもより、新築に近い「木の家」を感じることができます！！
そして木の香りがするので、新築の香りがして気持ちいいですよ！！

今回壁はモルタル風漆喰を塗装しました。
こちらは施主さんが自らセレクトされ、塗りまで行いました。
お部屋全体ではなくキッチン側だけモルタルに仕上げています。

その様子は次回ご紹介します

さてドアの続きです！

工場でスライドドアを製作しています
階段の電気と光を取り込めるようにガラスも使いました。
ガラスはかすかに形が見えるくらいのストライプ模様をセレクト。
お客様と相談して決定！

ガラス押えという木製枠でガラスを保護します

ドアの取っ手はとてもいろんなデザイン、種類があり、
オーダーメイドではお客様とお打ち合わせで選びます
今回は全部屋の内スライドドアは2ヵ所なので合計4ヵ所取っ手が必要です。

ハンドル取っ手が目立つのは避けたいな・・というご意見を頂き、

取っ手はボウスの特注アイアン取っ手を採用
板に埋め込んだアイアンの取っ手はとても薄く上下に広いので、階段からも手が届く
家族みんなが開けやすいデザイン

アイアン板を木に埋めこんで黒い細いラインがでている最小限のハンドル
普通はビス穴がありますが、ビス穴も見えないので、板一枚が綺麗に見えます

ボウスのスライドレール選びのこだわりポイントは閉まる瞬間の「ダン!」という音を防止し、
少ない力で最後までゆっくり閉まるダンパー付きドア金具

軽い力で開閉する吊り式スライドドアなので、指で軽く押すだけでドアはスムーズに開きます！

オークの木目が引き立って、モルタルの壁と相性がいいですね！